2020年10月26日 秋は「容平(ようへい)」熟して実り安定する 「容平」とは収める、成長がとまり調整する。 自然界の全てのものは熟して実り安定する。 秋は感情を昂らせず、気持ちを安定させ、 “氣”を体内の収めることが大切。 心の在り方がやはり重要となります。
2020年10月18日 抱元守一 「氣」の根本的な原理原則は「氣」の消耗の節約です。 「氣」は寿命と同じであり、消滅すれば死を迎えます。 物質的なものは陰、目に見えない非物質的なものは陽。 全てはこの相反するものによって、発展し維持されてきました。 開拓するものは陽であり、守護するものは陰です。
2020年10月15日 変化すること 病の回復は、自分自身が変わること。その思考、 環境、活動、食、 習慣が今を招いている。 同じことの再発の原因は、その一部のみしか変えていないから。 病は自分が招いたもの、さらには環境も大きな関係がある。
2020年10月12日 進化か退化か 人類が目指してきた延命(寿命を延ばす)は 叶えられたのではないでしょうか。日本では縄文時代、30歳ぐらいだった寿命が戦国時より戦後までが50歳に満たないほどでした。
2020年10月10日 徐々に移り変わる自然の摂理 日々の生活の中で全てにおいて 便利な日常となりました。 ご飯を食べたいと思えばすぐに 食べることができます。 朝の目覚めは、目覚ましによって目を覚まし、 すぐに身支度をし家を出ます。 何事も電気のスイッチを切ったり入れたりするような変化の日常を過ごしています。
2020年10月8日 氣機 「氣の流れ」とは、未来を見る能力を高めること。 人生で言えば、理想を実現に変えていくこと。 仕事で言えば、充実した事業によって経済を得ること。 身体で言えば、健康を維持し、寿命を延ばすこと。 氣は過不足と消耗の管理が最も重要である。 過剰であれば、昂り消耗する。不足すれば、
2020年9月25日 生命とは肉体と精神の融合 肉体という物質は、精神という非物質によって形成されている。 人体の生命に危機が訪れた時、その表れは精神に出現する。 精神は眼・皮膚・姿勢(体勢)、口語・活動・思考に変化が出る。
2020年9月22日 感じること 呼吸をすること、 目を開けること、 身体を動かすこと、 食べること… 物質的な機能や 数値的定義ではなく、 実際にその活動を 行った時に起きる 自分自身の反応を感じる。
2020年9月19日 氣の消耗 氣とは生命の寿命であり、 日々失っていくもの。 氣が人体から無くなれば死を迎え、 氣が滞れば病になり、 氣が過剰であれば発散し過ぎ、 氣が逆上すれば激しくなる。 氣は不足でもなく、過剰でもなく、 滞ることなく充実すれば生命を維持できる。
2020年9月17日 早めに「休む」養生を 連日雨が続きます。 秋は暑い夏から急激に気温が下がるので、 何だか寂しい感じになりやすいです。 陰陽五行で秋は“悲” 免疫、体力、自律神経に 影響が出やすい季節です。 暖かい家庭で 美味しいものを食べて 早めに休む養生を
2020年9月4日 寒邪 “寒”は寒邪(かんじゃ)といって邪気です。 ・寒が経穴(ツボ)を通して臓腑に入ると恐怖症を起こす ・寒が肉にこもると膿性の腫れ物を生じる ・寒が皮膚から筋肉にこもると背が曲がる ・寒が血脈に侵入すると痔瘻にかかる ・汗や疲れが加わると寒がりになり発熱が起こる
2020年8月31日 心は君主の官 人間の身体を統治し、正常に機能させている心。 「人は地に法り、地は天に法る」 人の上に天があり、人の下に地がある。 万物を育む地がなければ、人間は生きられない。 万人を支配する君主といえども天にはただ従うのみ。
2020年8月20日 いつから始めますか? 生活習慣が原因で培われたものは、生活習慣で改善するしかありません。 身体によいと言われる物質をいくら食しても、食べ方や食べるタイミング、味付けや食べ合わせ、偏り、過多、体質への向き不向きによってよい効果があげられるとは言い切れません。
2020年8月17日 兵法養生訓『平肝』 肝とは、将軍の官であり、謀慮が出る」 五行の木に属し、曲直(正邪)。 『平肝』のススメ 肝が上昇し過ぎると脾胃を痛め、肝が下降し過ぎると心を脅かす。 <血を収める> 氣とともに、血を貯蔵し、流れる量を調整。 「人動けば、血は諸経を巡り、人静まれば、血は肝の臓に帰る」