陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる

陰、極まれば陽となり 陽、極まれば陰となる
陰陽の基本原則である思想。
生きていく上で、消長、転化、依存、闘争、資生など、様々であるが、 重要なことは100%になりきらないこと。
不足している部分を補い、余るところを捨てる。
そこに贅や見栄えなどの別な欲が起きることにより、
一方を批判し、卑下することになる。
暑過ぎれば寒さが欲しくなり、寒過ぎれば暑さを欲する。
豊か過ぎれば貧しさから逃れようとし、貧しければ、豊かさを羨む。
暑さの中にも涼しさがあり、寒さの中にも温かみは見出せる。
豊かさの中にも足らないことはあり、貧しくても満足できることはある。
全ては片方を少しの片方で補い合うことがバランスであり、
50:50がバランスをとることではない。