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太極拳お悩み相談室「肩に力が入りがちな人はどうすれば?」

本日のお悩み相談[愛知県・50代・Mさん(女性)]

太極拳を習い始めて3年が経ちます。

今は24式太極拳を練習しています。


套路を覚えるは得意で、

タイミングなどは大体つかめるのですが、

どうしてもいつも肩に力が入って、上にあがってしまいます。


ただ“按掌”をするだけでも、

自分では力を入れていないつもりですが

実は力んで肩が上がっていて、形がおかしく

先生にいつも注意されます。


確かに、その時の自分を鏡でみるとおかしいです。


どうすれば、肩の力を抜くことができますか?



【げんこう先生の回答】

套路を覚えるのが得意なのは素晴らしいことですね。 基本をしっかり練習されているのだと感じます。 もともと、動き方や力の入れ方には 人それぞれ癖があります。 また、肩に力が入りやすい人は多く、 比較的に日本人によくある傾向と思われます。 まずは、 肩に力が入った状態と、 リラックスできた時の状態・感覚を 身体で覚えるまで、 鏡で自分の形を確認しながら 繰り返し練習をしましょう。 套路に含まれる様々な短い動作を 繰り返し行う中で、 今のは、できた・できなかったの判別が自分できるようになっていきます。 そして、 その感覚の記憶を忘れずに、 短い動作を組み合わせて長くしていき、 全套路をこなせるようになれば、 他の太極拳の中でも美しい形で動けるようになるでしょう。 これからも太極拳を楽しんでくださいね。



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GENKO

中村げんこう

剣術、槍術、太極拳の世界的な武術家。

武術競技選手として世界で40個のメダルを獲得。

JOC日本オリンピック委員会強化コーチとして
アスリートの育成にも従事。

三大伝統中医学の一つ、推拿(すいな)の第一人者であり、生活習慣病の早期発見と回復を多く手掛け、自然治癒力、自己回復力を活性化する
方法を世界中で広く普及し多くの生徒を輩出。

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