上虚下実
更新日:2020年10月24日
視界に入ってくるものは上にあり、それを形成しているものは下にある。

虚実は能動の必須条件。
緩めなければ、緊張できず、息を吐かなければ、吸えず、力を抜かねば、入れられない。
〝下実〟は陰。〝上虚〟は陽。
下実(陰)は物質的な生の基であり、上虚(陽)は感覚的な印象・反応である。
生命・決断・継続の氣は下で作られ、精神・思考・心の氣は、その反応となる。
氣功では氣を下丹田に置くことによって、生命の氣が高まり、生命の氣の温度や熱が
蒸気のように上へと伝わり、中丹田(心・感情)を高め、上丹田(閃き・能力)の氣を高める。