原因を診る
更新日:2020年10月24日

なぜ、そういう思考になったのか?
なぜ、それを選んだのか?
なぜ、それを行なったのか?
なぜ、その言動をしたのか?
なぜ、それを食べたくなったのか?
思考・選択・行動・言動・食…
良いとされるもの、悪いとされるもの。
良いからそれを選び、
悪いからそれを選ばない?
良いからそれを選ぶとは限らず、
悪いからそれを選ばないとは限らない。
人は物質(肉体)と非物質(心)で
形成されている。
物質は目に見えるもの、
非物質は目に見えないもの。
事物を物質的な
良し悪しでの区別だけではなく、
非物質的な観点では
満足か不足かも考えるべきである。
頭で理解していても行動に現れない。
体が欲していることと
頭で考えることが異なるなど、
人が人として生きる上で、
誰もが経験することである。
人生を通じて、何を学ぶのか?
1)先人が遺した道理
2)自身が検証(経験)した結果の哲学
多くは『先人が遺した道理』に偏る。
それはあくまで多数決であり、平均値である。
各個人が生まれ育った環境、経験、思考、
体質が異なる中で、
必ずしも当てはまるとは言い切れない
という観点で柔軟かつ、意志をもって今、
その時を判断すべきである。
多くの技をいくら体得しても
百戦錬磨はない。
技に縛られれば、技に溺れ、
情報に縛られば、情報に溺れる。
その時、自分ならどうするのか?
何を満たして、何を満たさないのか?
何を満たさずにいて、
何を満たさなければならないのか?
まだ見ぬ新たな発見と
氣づきを楽しむ喜びを。