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更新日:2020年10月24日
伝える、指導する、教える、
向上、達成、回復、治癒…
この関わりで重要なことは、施す側と施される側の絶対値が同じであること。
多くの検証や臨床から様々な方法とそれにかける時間、労力、熱意などが見出されてきた。だからこそ伝えることができ、指導し、教える。その目的は向上し、達成すること。
それはお互いが同じ方向を見て同じ速度と熱意と労力をかける。
施される側が100で施される側が50なのであれば、それは「ありがた迷惑」であり、
いつしか目的を諦めたか現状に満足・甘んじたか、時期をずらしたかとなる。
施される側が50で施される側が100なのであれば、それは「指導不足」であり、
指導方法が原因で達成できない。
常にこの主導は指導する側に責任がある。
いくら言葉でお願いされても、施される側当人が動かない、
テンションダウン、諦めたのなら、そのペースに合わさなければならない。
モチベーションは当人のものであり、指導者には関与出来ない。
教えを乞う側は軽はずみにその言葉を発してはならない。
目的地点、達成地点が変わったのならそれが手前でも
さらに先でも指導する側に伝えなければならない。
これは向上・達成に限らず、心身の病の回復・治癒にも同じ。
本当に回復する氣があるのか?
本当に病を治す氣があるのか?
本当に病にならないようにする氣があるのか?
「そうは言ってもなかなか..」
「自分のペースで..」
どこかで怠け、どこかで諦め、どこかで目を背ける。
その時、達成地点は変更となっている。
達成するスピードは最短であるべきである。
ペースダウンは当初の達成地点が変わったということ。
達成とは条件を満たし実行すること。
それは計算式のように結果となる。
達成しないのは条件を満たさず、実行が足らないこと。
それを世の中、運氣、指導者のせいにしてはならない。
それはいつしか自分自身が100でない現れ。
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